最近聞いたのですが、人を動かす時に 「〜をするな」と禁止する命令をしても、なかなか従う人は居ないそうです。自分の経験から判断すると、「〜をしよう」ならゴールを設定して、それに向かって頑張ることができますが、「〜するな」だとずっと監視されているようなもので、何か行動するたびに失敗しないか怯えていないといけないので、ストレスが溜まります。
愚痴をひとつ。最近、嫌なことをさせられたあげく、「嫌な顔をするな」と命令されることがありました。そりゃ、嫌な事をさせられているから嫌な気分になって嫌な顔をするわけで、心の中の感情の部分まで人に指図されたくないですね。自分の心は自分だけのものです。否定形で言われると命令になってしまいますね。「笑顔は大事だよ」とかいう肯定形の言い方なら提案になります。提案なら自分の意思で選ぶことができるので、嫌な気分はしません。
何かするとき、気分がノッテいないと、良い仕事は出来ないものです。禁止、禁止で、してはいけないルールが沢山あると気分が滅入ります。「失敗してもバックアップはするから、どんどん挑戦しろ」という上司が良い上司ですね。
鳩山総理の「炭素排出量25%削減」というのも否定形ですね。「経済活動を25%減らせ」ということですので、25%節約するか、25%の人が死ぬことになります。国家予算では、税収が40兆円しかないのに、97兆円になるようです。
政権発足前から、厚労省内では「民主党の政権公約(マニフェスト)をすべて盛り込めば、概算要求は5兆円くらい増える」(幹部)といわれてきた。看板の子ども手当の財源だけでも初年度に2兆円を超える。
マニフェストには気を配る政務三役も、すべての予算項目には目が届かない。スタッフ不足は明らかで、そこが官僚の「狙い目」となった。削減の標的となった公共事業について農水省では「15%カットの枠内で局ごとにやってほしい」との指示が出た。実際に削減する事業の選別は官僚に委ねられた格好だ。
結局、各省庁は民主党が求める新規施策を列挙する一方、既存予算の要求は合計1兆3000億円しか削れなかった。これが概算要求で浮き彫りになった「政治主導」の現実だ。
「個々の施策の理想はあっても、優先順位に明確な基準がないから、どんな予算にしたいのかがさっぱり分からない」。経済官庁の幹部は、鳩山政権が予算と財政運営の全体像を描ききれなかったことが要求を膨張させる結果になったと酷評する。
問題は、今後の査定作業で歳出膨張に歯止めをかけられるのかどうか、だ。現実問題として、ずらりと並んだ要求項目を切り込むのは容易ではない。金融・政策/【国家予算が危ない】(上)理想論独り歩き 政治主導が生む巨額財政赤字 - FujiSankei Business i./Bloomberg GLOBAL FINANCE
国家が浪費しているのに、国民が進んで節約するでしょうか?節約しろと言うのなら、国家予算を40兆円の枠内に減らして、政府が模範を見せないと、国民は動かないですね。国家予算の6割削減です。
「25%削減」ではなく、「水素文明の実現」だったら目標が見えるので良いのです。水素文明になれば、石油の消費も自然に減ります。現実をただ否定するのではなく、新たなモデルケースで上書きするべきです。民主党の人も、そのあたりを分かってくれれば良いのですが、なかなかすんなりいかないですね。
国家に頼らず、自力でなんとかしようとする人は、秋月便りを読んで行動しましょう。助けてもらう事を待つのではなく、自分の身は自分で守るという気迫で、困難を乗り越えましょう。自分の未来を決定するのは、自分自身であるべきです。
松浦彰夫 拝














