1966〜1967年に最もラジカルな集団自身、最も公然と国家体制を攻撃した諸集団自身は、常にその片足を国家の中に置いていました。国家の中の保証人として毛主席がおり、中国の根強い伝統に従って、反抗においてまで権力の論理を組み込んでいたのでした。
文化大革命のあいだ中、何度も見られたのは下部の上部に対する戦いでしたが、ここでいう下部とは、自分の実名を名乗らない権力エリートによって動員され、操作され、分割され、恐怖に陥れられていたそんざいです。批判や打撃を相手に浴びせながらも、絶えず相手を模倣することをやめない、権力自身による権力による乗り越えこそは、毛沢東主義の決定的スタイルでした。これは、反抗と帝国という対の概念を、国家と社会を超越した政治過程創始のための代案なるものの永久原理にしてしまいましたが、成り立つはずのない代案でした。なぜなら、反抗に意味を与えた人々の欲求不満の上に基づいていたからです。
魏京生は彼の自伝のなかで、正当な不満から噴出した運動の、致命的な矛盾に光をあてています。政府をよりよく守るためにしか政府に対して立ち上がらない人民。人民は彼らを隷属させてきたヒエラルヒー制度に反対はしたけれども、この制度の創始者に支援の旗を振りながらのことだったこと。また、民主的な権利は要求したけれども、民主主義に軽蔑の支援を投げながらのことだったこと。そして、権利獲得のための闘いにおいて、独裁者の思想の言いなりになることを望んだということ。
文化大革命は「大衆キャンペーンであるより、はるかに深い意味でもう一つの革命でした。(模倣された、道をはずした、擬似的な革命という意味いおいて)文化大革命は3つのおおきなカテゴリーに分けられます。
①知識人と政治幹部に対する暴力行為(1966〜1967年)
②紅衛兵同士の分派闘争(1967〜1968年)
③軍隊によって実行された手荒な整頓工作(1968年)
以降は共産党第九回大会(1969年)とともに毛沢東の後継をめぐり宮廷闘争がはじまり、急激な展開が相次いで起こりました。1971年9月に後継者として公式に指名されていた林彪が排除され、1973年には鄧 小平が副総理職に返り咲き、1974年には指導機関内「左派」の攻勢がありました。1976年「上海4人組」による中枢部掌握の企てが有りましたが、同年10月以降、四人組は収監されてしまいました。そして、以後2年にわたり国の支配者となった華国鋒(かこくほう)は、文化大革命の終焉を宣言することができたのです。
文化大革命:アナーキーな全体主義(1966〜1976)②
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このページは、倉橋正幸が2010年8月22日 12:51に書いたブログ記事です。
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