恐怖、虐殺、粛清、搾取、飢餓・・・誰が暴力を行使したのか。歴史に記された貴方の真実。なぜ、ナチズムが断罪され共産主義はされないのか?フランス、ヨーロッパで大論争を巻き起こしたベストセラー共産主義黒書-犯罪・テロル・抑圧-<ソ連篇>を要約しながら紹介。
第四章 「醜悪な戦争」
「緑」軍
ロシアの内戦は赤(ボリシェヴィキ)と白(君主制支持者)の闘争として捉えられています。実際は赤軍と雑多な白軍を構成する編成部隊との闘争でした。また、両軍が「緑」軍と呼ぶ、何百万という言うことをきかない、戦線から脱走した農民の反抗は双方の一進一退に決定的役割をはたしました。赤であれ白であれ、一方が支配する地域において反対派に向けられた平定作戦こそ「醜悪な戦争」と呼ぶにふさわしかったのです。
ボリシェヴィキの占領した地区では「階級闘争」、白軍の占領した地域では「ユダヤ=ボリシェヴィキ」に共鳴しているかもしれない分子の追撃。特にボリシェヴィキのテロルは体系的で組織化されていました。チェーカーと共和国国内守備群は、あらゆる優先権を行使した強力で組織立った弾圧機関だったのです。
写真:asahi.com
ソ連崩壊後の1992年以後、超大国と化したアメリカはグローバリーゼーションを世界中に展開し「大競争時代」へと突入しました。この結果大企業は安い労働力を求めて途上国へと移転が増加し、正規雇用が減少することでプレカリアートと呼ばれるパートやアルバイト、フリーター、失業者、ニートや貧困を強いられる零細自営業者が増加しました。2008年版の青少年白書では日本人の15〜19歳の約7割が非正規雇用と報告されています。
この状況は現在でも続いていて、さらに今後の世界経済の転落を考えてみれば、それは拡大する恐れがあることは皆さんも感じられることでしょう。
カール・マルクスは無産階級や労働社会階級のなかでも革命意欲を失った極貧層をルンペンプロレタリアートと定義しています。原義的には「ブルジョア階級の煽動に乗り易く革命に非協力的な最貧層」ということです。
20世紀に入ると指導部や独裁政党に従おうとしない極貧層は暴力により従わせ、最悪の場合「粛正」ということで殺しても構わないという考え方がでてきたのです。
あらゆる優先権を行使した機関として、最近の民主党の動きは似ていると言わざるを得ません。さらに先日、橋下知事と民主党小沢幹事長との会談が行われました。「とてつもない、日本を動かしている感じ」と知事は記者団に語っていました。
人気がありパフォーマンスの上手い橋下知事が小沢幹事長をメディアを通じて評価すれば、記事や映像を観た人は改めて「やっぱり、すごいんじゃないか」と納得してしまうかもしれません。これにより煽動に乗りやすく革命に非協力的な最貧層は、さらに固定化されてしまいます。上手い演出です。
問題は、従わないのであれば「粛正」という名目で殺されるということです。
「歴史は繰り返される」という言葉は誰もが知っていますが、自分が「不幸な歴史には巻き込まれないだろう」というのは希望的観測にしかすぎないのです。時代が流動化するこの時に変化を拒むのであれば闇に包まれるでしょう。12月30日のコミケ77に参加して真実の希望を観てみてください。
一部 Wikipediea 引用












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