共産主義 黒書 ソ連編 〜「歴史家の義務」〜 - 流水成道blog

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共産主義 黒書 ソ連編 〜「歴史家の義務」〜

 恐怖、虐殺、粛清、搾取、飢餓・・・誰が暴力を行使したのか。歴史に記された貴方の真実。なぜ、ナチズムが断罪され共産主義はされないのか?フランス、ヨーロッパで大論争を巻き起こしたベストセラー「共産主義黒書」<ソ連編>を要約しながら紹介。

共産主義黒書-犯罪・テロル・抑圧-<ソ連篇>
序   共産主義の犯罪
歴史家の義務

 「死後の回想」のなかでフランソワ=ルネ・ドゥ・シャトーブリアン(19世紀前半のフランスの小説家、政治家)はこう書いてある。「汚辱の沈黙のなかに、いまや聞こえるのは奴隷の鎖と密告者の声だけのとき。すべてのも者が暴君の前で震えているとき、暴君の恩顧を蒙るものも恩●を失うのも、ともに等しく危険な時、民衆に復讐を委ねられて歴史家が現れる。ネロが栄えるのも益なきこと、すでに帝国内にはタキトゥスがうまれたのだ。」「民衆の復讐」といった謎めいた考えを背負うことなぞ、我々は全く考えてもいない。しかし、歴史家はつつましいレベルで、自分の意志とは関係なしに、恐怖のために自分の置かれた状況の真実を言うことのできない人々の代弁者になるのだ。そこにおいて歴史家は、認識する者として行動する。

歴史家が休み無く研究を進めているのは、極右が次第次第に自分たちこそ真理を述べる特権があるというのを見過ごすことがでいないからだ。共産主義の犯罪を分析し、告発しなければならないのは、民族主義的=ファシスト的思想の名においてではなく、民主主義的価値の名においてなのである。

民衆の復讐とはおぞましいですが、最近のどうにもならない社会の状況について、原因者を政治家とする動きは、これまで以上かもしれません。生活環境が元に戻るのなら少しの努力も惜しみません。しかし、どうしようもなく行き着くところまでいくと、あきらめが生じ、そして期待へと変わるのです。社会の不安を増長することを喜び、混乱する世の中を楽しむ期待へと。今ある社会システムは崩壊して行くのは間違いがありません。その混乱のなかで民衆の恨みは募るのでしょうが、それは当然、自分に返るべきことなのです。畑に種を蒔かなければ作物は育ちません。それが、食卓に食事が並ばないことの正しい理由です。

 

倉橋 拝

 

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不条理であり、無益であり、未来もない!ロシアの思想家たちが言明した至高の原理とは・・・。歴史に刻まれた貴方の未来。共産主義黒書 <コミンテルン・アジア編>

 

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このページは、倉橋正幸が2009年7月 9日 06:30に書いたブログ記事です。

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