共産主義黒書 ソ連編 〜「ナチズムと共産主義の類似」〜 - 流水成道blog

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共産主義黒書 ソ連編 〜「ナチズムと共産主義の類似」〜

 恐怖、虐殺、粛清、搾取、飢餓・・・誰が暴力を行使したのか。歴史に記された貴方の真実。なぜ、ナチズムが断罪され共産主義はされないのか?フランス、ヨーロッパで大論争を巻き起こしたベストセラー「共産主義黒書」<ソ連編>を要約しながら紹介。

共産主義黒書-犯罪・テロル・抑圧-<ソ連篇>
序   共産主義の犯罪
ナチズムと共産主義の類似

 レーニンによって実行され、スターリンとその亜流によって体系化された方法は、ナチスの方法を想起させるだけでなく、しばしばその先例となるものだった。しかし、集団的暴行の広範な実行とその技術が共産主義者によって始められ、ナチスがそこからヒントを得たという事実は、ボリシェヴィキの政権掌握とナチズムの興隆との間に直接の因果関係があったといことを意味するものではない。

計画経済の狂信と統計のマニアは経済の分野に限ったものではなかった。「敵」の社会的階層に属する者から一定の比率で逮捕、強制移住、銃殺をしなければならないとされた。それはテロルの分野にも及んだ。1920年以降、統計的方法、いや社会学的方法が現れた。アンケートを基に作られた正確な基準にしたがって、犠牲者が選ばれた。このような方法は1939〜1941年にバルト諸国とポーランドにおいて強制移住と集団殺戮が行われた時にもソビエト政権によって実施された。

ナチズムと共産主義の皆殺しについての類似の指摘は、人々に不快感をあたえるかもしれない。作家ワシーリー・グロスマンは小説「万物は流転する」の中で「(略)クラークは寄生虫である。彼らは穀物を焼いた。彼らは子供を殺した。皆が我々に単刀直入に言った。奴らに対して大衆を蜂起させろ、あいつら悪魔をすべて、階級として、絶滅してしまえと」「ドイツ人がユダヤ人は人間ではないと言っているように、クラークは人間ではないのだ。レーニンとスターリンが言っている通りだ。クラークは人間ではないのだ。」

常に攻撃の対象にされたのは個人よりもグループであった。テロルは、ジェノサイドの論理によって敵と決めたグループを殲滅させることを目的とした。かくて「階級的全体主義」の差別と排除のメカニズムは、「人種的全体主義」のメカニズムと酷似したものとなった。共産主義が世界的使命を計画に持っているとしても、ナチズム同様、共産主義は人類の一部を生存に値しないと宣言している。つまり、共産主義はユニヴァーサリズム(普遍主義)と主張するのは間違っている。相違があるとすれば、ナチスが人種的、地域的に区別するのに対して共産主義は階層的・階級によって区分している点である。

2006-10-01.jpgのサムネール画像

ワシリー・グロスマン( 1905-1964)。ヨーロッパ最大のユダヤ人コミュニティの1つがあったウクライナのベルジーチェフでユダヤ人の両親のもとに生まれる。大学では化学を修め、卒業後は鉱山技師として働く。

出典:AztecCabal

 

2012年に向けて世界は政治的にも経済的にもどん底を目指します。この期間、様々な困難や混乱が発生します。そのとき、民衆の「生」を渇望するエネルギーはどこに向けられるのでしょう。上記引用にある、クラークと呼ばれる富農の時と同様に、現代の富裕層にその牙はむけられるのでしょうか。また、そのエネルギーを巧みに利用して新しい権力層の出現も予想出来ます。しかし、重要なのは炭素文明を根に持つのであれば、世界は変わることはないという事実です。

 

倉橋 拝

 

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不条理であり、無益であり、未来もない!ロシアの思想家たちが言明した至高の原理とは・・・。歴史に刻まれた貴方の未来。共産主義黒書 <コミンテルン・アジア編>

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このページは、倉橋正幸が2009年6月27日 06:46に書いたブログ記事です。

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